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正倉院古文書影印集成3 正集 裏(巻1~21) (しょうそういんこもんじょえいいんしゅうせい)
本体20,000円+税
初版発行:1989年1月25日 A4横判・上製・函入・326頁 ISBN 4-8406-2103-9 C3321
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【内容説明】正倉院古文書は、奈良時代八世紀の写経所が残した膨大な古文書群であるが、正倉院校倉の中の永い眠りから覚めたのは、十九世紀幕末のことであった。今世紀初頭『大日本古文書』の中に翻刻され、奈良時代研究の基本資料として脚光を浴びたが、原本を見ることのできる人は極く少数に限られていた。本集成の公刊によって、初めてその原姿を逐次庫外へ現わすことになったのである。
正集(四十五巻)、続修(五十巻)完結に続き、続修後集(四十三巻)、続修別集(五十巻)の全姿を全六冊にして刊行。最新のオフセット印刷技術をもって、その全姿を精確に影印複製。活字には望めない古代の息吹を鮮やかに伝える。また、影印本文の理解を助けるための各種データを、客観的に精確かつ簡略にまとめ、解説として各冊末に付した。
正集45巻・続修50巻は、戸籍・計帳・正税帳等の公文書、暦や道鏡・良弁など著名人の筆跡、多種多様な私文書等々、天平文化の諸相を示す代表的な古文書を選りすぐって成巻。
【編集方針】
正集四十五巻の表裏を原本の順序に従いオフセット印刷する。
『大日本古文書』の巻・頁数を脚注として、また紙数は頭注として表記。これにより、表・裏の対照、『大日本古文書』での照合を容易にした。
影印本文の縮小率は一巻の中で統一。その実寸は解説に記載し、文章の余白や四周が判別できるよう、トリミングに注意した。
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