八木書店 出版物・古書目録

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出版物

品切・重版未定

梅若実日記(全7巻) (うめわかみのるにっき)

待望の全巻完結! 本体各12,000円

第1巻 嘉永2年~文久2年(2002.1)
第2巻 文久3年~明治5年(2002.4)
第3巻 明治6年~明治15年(2002.9)
第4巻 明治16年~明治23年(2002.10)
第5巻 明治24年~明治29年(2003.1)
第6巻 明治30年~明治35年(2003.5)
第7巻 明治36年~明治41年(2003.12)
【セット販売】
 ※分売ご希望の方は小社までご相談ください。

梅若六郎・鳥越文蔵監修/梅若実日記刊行会編 【編集委員】印藤英明・氣多恵子・小林責・佐藤裕子・城埼陽子・永井美和子・西野春雄・林和利・三浦裕子・渡辺博之

本体84,000円+税

初版発行:2002年1月31日 A5判・上製・カバー装・平均460頁、総3,218頁 ISBN 4-8406-9640-3 C0374



全巻完結!
2002年11月17日朝日新聞読書欄で紹介!《日本図書館協会選定図書》
幕末維新・明治期研究者必見の資料!
観世流能役者の門外不出の日記初公開!
幕府瓦解時に東京に残り能を今日に伝えた立て役者の記録

【内容説明】従来門外不出の資料として梅若家に伝わる、嘉永二年から明治四〇年までの六〇年間の日記を翻刻。梅若実は観世流の代表的な能役者で、徳川幕府崩壊後、宝生九郎とともに、東京で能界を守った立て役者。新政府の高官にも稽古をつけるなど、幕末維新期以降の激動の時代の文化史の実体を包み隠さず示す。能楽の実際以外にも、日常生活で見聞きした文明開化の実体や、日清戦争・日露戦争などについては、一庶民としての一喜一憂の様子が驚くほど丹念に描かれている。

○本書の主な特長
日記の概要
 嘉永二年から明治四一年まで一年一冊(計六〇冊)、一日も欠かさない貴重な日記を正確に翻刻。
わかりやすい紙面
 メモや略図を図版として組み込んだ。
詳細な上演記録
 興行の演者、演目、稽古の様子を記す。
能楽界の群像
 演能の現場がありのままに記されている。
貴重な記録
 気象庁開設前からの江戸・東京の天気(明治期は気温も)が毎日記されている。
生活者の視点
 幕末明治期の新規文物に対する興味や、物価の変化なども記されている。
多彩な交流—「梅若実日記」に登場する人物と主な門人
市川団十郎(九代目)・小笠原佐渡守(肥前唐津藩主)・加藤高明(総理大臣)・金子賢太郎(元老院権大書記官)・川上音二郎(演劇人)・清浦圭吾(総理大臣)・鴻池与吉・小西義敬(報知新聞社長)・佐藤進(順天堂院長)・団琢磨・根津嘉一郎(東武鉄道初代社長)・鳩山和夫・伴正臣(大審院判事)・フェノロサ(東洋美術研究家)・益田孝(三井物産局長)・三井八郎次郎(三井物産社長)・美濃部盤之丞(筑前守子息)・毛利元功(華族)・モールス(大学校教師)




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