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馬琴書翰集成5 天保九年~天保十二年
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馬琴書翰集成5 天保九年~天保十二年 (ばきんしょかんしゅうせい5)

柴田光彦・神田正行編

本体9,800円+税

初版発行:2003年9月16日 A5判・上製・カバー装・352頁 ISBN 4-8406-9655-1


江戸の庶民生活をつぶさに語り、当時の出版事情を始め、広く近世文学・文化史の実相に迫る好資料!

【内容説明】〈第5巻ひろい読み〉
 天保9~12年(馬琴72~75歳)の94通を収録。両眼失明からお路代筆へ、辛苦極まる中での『八犬伝』大団円の著述等、老作者の壮絶なドキュメント!
 馬琴は数年前より右眼失明状態にあったが、その後、酷使を重ねた左眼も衰え、書翰の筆も亡き長男の嫁お路(みち)代筆へと移行、ついには「一字一画も見へわかず」という状態へ至る。 この時期の書翰では、ライフワーク『八犬伝』の完成へ向けて気力を振りしぼる馬琴と「字ハ平がな之外、俗用之文字すら知らざる者」お路との辛苦極まる共同作業の舞台裏が窺え感慨深い。さらに嫡孫太郎に掛かる散財、妻お百の死去等々、滝沢家は平穏には程遠く、金策の為の蔵書売却について篠斎・桂窓等と頻繁に連絡をとっている。
 同時代人の動向として、不仲の京山と『北越雪譜』続刊に関わる噂、屋代弘賢・谷文晁の死、大塩平八郎に関する伝聞など。
 また、蛮社の獄で処罰された渡辺崋山については、旧来の親交からは距離を置きつつも複雑な心境をしたため、大御所家斉の死等々、やがて自身が巻き込まれる天保の改革の予兆とも言える世情の動きに触れている。

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