出版物
続々群書類従 第十一 宗教部1 (ぞくぞくぐんしょるいじゅう11)
発行:続群書類従完成会
続群書類従完成会発行
本体4,000円+税
A5判・上製・函入・602頁 ISBN 4-7971-0140-7 C3321
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日本古典文化の集大成!
【内容説明】本叢書は、明治四〇年前後に国書刊行会から刊行され、当時学界から大いに歓迎されたもので、塙検校の群書類従・続群書類従にならって、神祇・史伝・記録・法制・地理・教育・宗教・詩文・歌文・雑の十部にわけて、正続群書類従に漏れた古典・古記録や江戸期に述作編纂された古典研究資料等を収めたものである。その収録文献数は約三五〇点にのぼり、諸学にわたり重要必見を要するもので本叢書以外には活字化されていないものを多数含んでおり、また他の叢書に収められていても本叢書によるのを便宜とするものが少なくない。今回、古書保存会版を雑部としてあらたに一冊加えて、全十七冊とした。
【目次】【東大寺要録】東大寺の諸院・所領・諸会・別当・末寺等の由来に関する記録
【東大寺続要録】東大寺要録に続けて東大寺の諸記録を輯録した書
【招提千歳伝記】義澄著の奈良唐招提寺の住持伝・明律伝・雑事と草創以来千年余の要用とを記した書
【興福寺濫觴記】天武天皇御宇より享保二年に至るまでの山階寺草創の縁起・南都春日へ移転・堂宇の沿革等を詳細に記した記録
【薬師寺黒草紙】奈良薬師寺の補任状・年中行事・定書等の鎌倉期より寛永十二年に至るまでの記録
【薬師寺新黒草紙】薬師寺黒草紙の続篇で定書・年中行事・法式等を記した書
【法隆寺良訓補忘集】法隆寺伝来の仏像・仏具・調度或は文書・伝記等を同寺僧良訓が元禄享保間に詳細に筆記した書
【南都七大寺巡礼記】南都七大寺と総称される東大寺・興福寺・元興寺・大安寺・薬師寺・西大寺・法隆寺の草創・本堂・諸院・堂塔・安置仏・その他の事につき略記した書
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