出版物
続々群書類従 第八 地理部1 (ぞくぞくぐんしょるいじゅう8)
発行:続群書類従完成会
続群書類従完成会発行
本体4,000円+税
A5判・上製・函入・952頁 ISBN 4-7971-0137-7 C3321
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日本古典文化の集大成!
【内容説明】本叢書は、明治四〇年前後に国書刊行会から刊行され、当時学界から大いに歓迎されたもので、塙検校の群書類従・続群書類従にならって、神祇・史伝・記録・法制・地理・教育・宗教・詩文・歌文・雑の十部にわけて、正続群書類従に漏れた古典・古記録や江戸期に述作編纂された古典研究資料等を収めたものである。その収録文献数は約三五〇点にのぼり、諸学にわたり重要必見を要するもので本叢書以外には活字化されていないものを多数含んでおり、また他の叢書に収められていても本叢書によるのを便宜とするものが少なくない。今回、古書保存会版を雑部としてあらたに一冊加えて、全十七冊とした。
【目次】【本朝地理志略】寛永十二年林羅山が朝鮮国信使に贈った日本の地誌
【日本略記】仏教思想による日本の略地誌
【雍州府志】山城国の地誌
【和州旧跡幽考】大和国の名所事蹟を各郡別に詳しく記した書
【堺鑑】和泉国堺の地誌で神廟・宮室・陵墓・名勝・名物等を詳しく記した書
【蘆分船】摂津難波の古今の名所を記した地誌
【江戸名所記】武蔵国の名義よりはじめて名所・寺院等を案内した記
【兵庫名所記】兵庫近辺の名所・古蹟につき詳しく紹介した書
【長崎縁起略記】長崎正覚寺の僧法昭が俗仏説に基づき記した肥前国長崎の縁起
【前橋風土記】上野国前橋の形勝・風俗・府城・駅路・土産・神社・仏寺等を記した地誌
【会津風土記】会津四郡の全図をあげ封城・風俗・郡村・山川・神社・仏寺・古蹟等につき詳細に記した保科正之の手になる風土記
【端郡風土記】越後・陸奥・下野国境の地域の地勢・寺社・人物・古蹟等を記した地誌
【磐城風土記】寛文年中成立の風俗・山川海石・神社・仏寺・古蹟等につき記した磐城国の略地誌
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