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続群書類従 補遺一 満済准后日記下 (ぞくぐんしょるいじゅうほい1−2)
発行:続群書類従完成会
続群書類従完成会発行
本体5,000円+税
初版発行:1928年1月 B6判・上製・函入・662頁 ISBN 4-7971-0111-3 C3321
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日本古典文化の集大成!
【内容説明】室町時代黒衣の宰相と称された満済の応永十八—永享七年の日記。満済は権大納言今小路師冬の子で、後に室町将軍家足利義満の猶子となり、醍醐寺三宝院賢俊の室に入って得度した。応永二年醍醐寺座主に補してより東寺長者・四天王寺検校を歴任し、この間法印に叙し、大僧正に任じ、応永三十五年には准后の宣下をうけている。満済は賢俊の後をうけて室町将軍家に重用され、特に義持・義教の信任あつく、政務についてしばしば重要な献策をし、その権威は甚だ高かった。したがって本日記は単なる僧侶の日記というよりも、むしろ室町時代初期に於ける幕府側近者の日記の観があり、長年月に亘るその詳密にして正確な記事は政治史研究の重要資料として著名である。
上=応永十八年—正長元年
下=正長二年—永享七年
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