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史料纂集古文書編 第30回配本 石清水八幡宮文書 外 (しりょうさんしゅうこもんじょへん30 いわしみずはちまんぐうもんじょほか)
発行:続群書類従完成会
続群書類従完成会発行
本体8,000円+税
初版発行:1999年5月 A5判・上製・函入・240頁 ISBN 4-7971-0412-0 C3321
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【内容説明】『史料纂集』は、史学・文学をはじめ、日本文化研究上必須のものでありながら、今日まで未刊に終っていた史料を中核とし、さらに既刊のものでも、現段階において全面的に改訂を要することの明らかなそれを加えて、学界最高の水準で公刊するもの、『大日本古記録』と相並び相補う形で、各時代未刊重要史料の集成の実現をはかるものであります。
筑波大学付属図書館所蔵の京都石清水八幡宮祠官田中家に伝来の古文書八八通、千葉県佐原市の香取神宮社家大宮司家伝来の八通、京都長福寺伝来の五通と、雑文書五五通の計一五六通を編年に収録する。上・下巻合計で四八〇点におよぶ。それぞれの寺社に所蔵される古文書群とあわせみることにより、正文と案文の関係等、より研究が進むだろう。巻末に筑波大学所蔵文書の上・下巻あわせた解説・索引付。
〔収録範囲〕
1140〔保延6〕~1611〔慶長16〕
〔石清水八幡宮文書〕怪所火事・木工寮六字宝殿を造立
○愚童訓
○年中用抄
○競馬御幸
○異国降伏
○得善保地頭職
○神人訴訟
○山坊尼女居住を停止
○桂川井溝
○善法寺の先祖
○太閤様(秀吉)祈祷
○信長御造営
○放生門普請
○八幡宮正遷宮
○将軍家社参
○石清水八幡宮蔵文書・記録目録
○大隅正八幡宮所領目録
○文箱目録
○記録目録〔香取文書〕鹿島香取は二名一体分身
○香取庄青根村寄進
○相根村を社家に返付し奉る〔長福寺文書〕備中国薗庄梶取守真年貢を犯用
○相伝文書目録
○近衛殿御領山城国梅津庄〔雑文書〕多田院別当導師
○寺家の大訴訟
○金剛峯寺所司
○感法寺毎月晦講并に修正御仏供
○青木義季討死
○懸銭を請取らざる事実正明白
○中宮寺庫
○相国寺普広院領洛中六条東洞院
○醍醐寺如意輪堂を修造せん
○長束正家に仕上るなり
○福泉院へ売渡す
○雲州須佐公用算用状
○公方様(徳川家綱)御機嫌能し
○高麗国より御帰陣
○大原社遷宮の事
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