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史料纂集古文書編 第20回配本 入江文書
在庫僅少

史料纂集古文書編 第20回配本 入江文書 (しりょうさんしゅうこもんじょへん20 いりえもんじょ)

発行:続群書類従完成会

上田純一校訂

続群書類従完成会発行

本体7,700円+税

初版発行:1986年 A5判・上製・函入・338頁 ISBN 4-7971-0402-3 C3321



【内容説明】『史料纂集』は、史学・文学をはじめ、日本文化研究上必須のものでありながら、今日まで未刊に終っていた史料を中核とし、さらに既刊のものでも、現段階において全面的に改訂を要することの明らかなそれを加えて、学界最高の水準で公刊するもの、『大日本古記録』と相並び相補う形で、各時代未刊重要史料の集成の実現をはかるものであります。

本文書は、大友氏の有力庶子家である田原氏に関する文書群である。その大多数は正本として伝来され、史料的価値は極めて高いといえる。北九州の国人級武士団の実態、田原氏の動向は勿論のこと、中世内乱期の中央情勢をも、南北両朝からの文書によって如実に伝えている。また、所収文書一五五通のうち、一三八通を成巻ごとに鮮明な写真版で収録した。武士団研究の好個の素材。

〔収録範囲〕
1290〔正応3〕~1580〔天正8〕
○勲功賞として怡土庄を孔子配分す
○赤松氏範を摂津中島に撃つ
○田原直貞尊氏方に属し摂津打出山叡山西塔に軍忠す
○尊氏悪党追捕の賞として周防国岩田保地頭職を直貞に充行う
○吉弘氏広筑後肥後における合戦の軍忠を上申す
○足利直義河内東条凶徒追伐を田原貞広に命ず
○足利義詮田原貞広に直義との和睦を報じ直冬を討伐せしむ
○後村上天皇田原氏能に軍勢を催促す
○征西将軍宮懐良親王田原貞広の軍忠を賞す
○大友氏泰田原直貞へ尊氏の南朝との和睦を報ず
○直冬らの京都乱入に対し尊氏は叡山に陣し義詮は京に攻上る
○義詮直貞の大友氏時に同心して軍忠せるを賞す
○京都使僧到来し情勢を報ず
○五条頼元直貞に国府出陣を報ず
○田原氏能今川義範と同道し渡海す
○氏能坂井花嶽合戦の手負人を注進す
○今川了俊氏能の肥後白木原合戦の戦功を賞す
○大友と田原若狭守との合戦を止む
○大友義統田原親宏に鞍懸城番を命ず
○大友田原系図
○解題


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