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オンデマンド

史料纂集古文書編 第6回配本 青方文書1〔オンデマンド版〕
在庫あり

史料纂集古文書編 第6回配本 青方文書1〔オンデマンド版〕 (しりょうさんしゅうこもんじょへん6 あおかたもんじょ1)

1975年発行

瀬野精一郎校訂

続群書類従完成会発行

本体7,000 円+税

初版発行:2014年1月30日 A5判・並製・カバー装・214頁 ISBN 978-4-8406-3430-4 C3321



【内容説明】『史料纂集』は、史学・文学をはじめ、日本文化研究上必須のものでありながら、今日まで未刊に終っていた史料を中核とし、さらに既刊のものでも、現段階において全面的に改訂を要することの明らかなそれを加えて、学界最高の水準で公刊するもの、『大日本古記録』と相並び相補う形で、各時代未刊重要史料の集成の実現をはかるものであります。

本文書は、長崎県五島列島中通島青方に居を構え、平安以来、主として海上を舞台に活躍した中世武士青方氏に伝わる文書である。その文書は鎌倉初期から近世に及ぶ約四百通で、松浦党の党組織に関する文書の外に、海賊関係の史料を含む。また、松浦党の有力な経済源である五島列島の漁場をめぐる相論等、中世の漁業史料としても他に類例を見ないものである。人名・地名索引付。

〔収録範囲〕
1196〔建久7〕~1333〔元弘3〕
○松浦連の濫妨を停止し僧尋覚の地頭職を安堵せしむ
○守護人問注記を関東に進上す
○毎月六斎日并に二季彼岸の殺生を禁ず
○峯湛と青方能高小値賀島内浦部島地頭職につき相論す
○友清又次郎入道博多荘浜石築役を勤仕すべし
○白魚時高肥前高姪浜警固番役を勤仕す
○能高と湛の相論宰府関東で訴陳八問八答に及ぶ
○青方家高蒙古合戦勲功賞として神崎荘を配分さる
○青方高家に要害所石築地乱杭切立破損の修固を命ず
○難破唐船に積載の御物以下雑物等を注進す
○日本国船高麗国に襲渡り年貢米細布を奪取る
○重代御家人を住人と称するは悪口なり
○重教は北条師時の梶取
○公事は分限に従い惣領に寄合すべし
○堺深に青方内鮎河浦地頭職を銭五十貫文にて売渡す
○網一張は惣領内に所を嫌わず立てらるべし
○材木船木海草物を漁取す
○山野河海に惣領違乱すべからず
○下人半次郎一類を青方孫二郎に去渡す
○青方覚性鎮西探題北条英時誅伐のため馳参ず


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