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史料纂集古文書編 第5回配本 熊野那智大社文書3
在庫僅少

史料纂集古文書編 第5回配本 熊野那智大社文書3 (しりょうさんしゅうこもんじょへん5 くまのなちたいしゃもんじょ3)

発行:続群書類従完成会

永島福太郎・小田基彦校訂

続群書類従完成会発行

本体8,000円+税

初版発行:1974年 A5判・上製・函入・258頁 ISBN 4-7971-0387-6 C3321



【内容説明】『史料纂集』は、史学・文学をはじめ、日本文化研究上必須のものでありながら、今日まで未刊に終っていた史料を中核とし、さらに既刊のものでも、現段階において全面的に改訂を要することの明らかなそれを加えて、学界最高の水準で公刊するもの、『大日本古記録』と相並び相補う形で、各時代未刊重要史料の集成の実現をはかるものであります。

熊野那智大社が所蔵する米良・潮崎・本社の約一五〇〇点をかぞえる文書群である。古来熊野権現は、日本固有の信仰の結集点とし全国津々浦々の信仰をあつめてきた。本文書には、鎌倉期から室町期のものが数多く、権門・勢家の参詣寄進文書をはじめ、地方豪族・庶衆の統領などの参詣にかかるものを中心とする。地方における豪族のあり方、村落と宗教との関係を知る随一の史料。

〔収録範囲〕
1151〔仁平元〕~1871〔明治4〕米良文書3
○仁王堂関銭
○長尾の名字
○相模奥三保之事
○三浦氏
○坂東藤沢一遍上人方の時衆
○伊賀服部一族
○近江浅井氏同名衆
○三河山家三方の旦那
○那智山仁王門関銭を銭米等と換う
○大隅宮内の旦那引の相論
○武田信虎に年貢を取られる
○田舎目
○京目
○旦那売券の書立
○為替
○切紙
○京白川の順礼
○京伊勢氏一門
○武蔵中野十二郷
○諸国の加藤氏
○陸奥国分半分と会津猪苗代郡半分の持分交換
○八槻別当と竹貫別当と先達職を争う
○実報院と廊之坊と旦那所相論
○九州九ケ国の旦那
○那智山社法格式之書
○将軍家紀州徳川家御祈祷
○諸家系図類
○和市一両につき八俵半
○遠江旦那宿坊の相論
○吉野桜本坊大峰同行の儀について那智阿弥と争う
○秀吉名護屋よりの御最花
○田辺城主安藤直次天海に実報院の引立を請う
○延暦寺の末寺として実報院道俊将軍家御目見を許さる
○新宮城主浅野忠吉北山一揆討伐を報じ那智衆の精忠を賞す
○後南朝皇子忠義王の立願


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