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史料纂集古記録編 第163回配本 経覚私要鈔8 (しりょうさんしゅうこきろくへん163 きょうかくしようしょう8)
本体13,000円+税
初版発行:2012年3月25日 A5判・上製・函入・292頁 ISBN 978-4-8406-5163-9 C3321
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関白九条経教の子で、奈良興福寺別当を4度務めた僧の奈良から見た京都周辺の動向
【内容説明】●奈良興福寺大乗院別当第18世門主経覚(1395~1473)の日記で、応永22年(1415)から文明4年(1472)までが現存。
●内容は、興福寺内の寺務・寺領支配から国人の動向、大和の情勢、京都の動静から朝幕関係、幕府内部の動向にまで及ぶ。
●嘉吉の乱から応仁・文明の乱勃発の時期までの政治・社会・経済史研究の一級史料。
●経覚は、本拠地の奈良から、常に京都の情勢を見据え、絶えず関心をはらっている。これには、彼の摂関家出身という貴族の出自が大きく影響している。
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