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史料纂集古記録編 第153回配本 通兄公記11 (しりょうさんしゅうこきろくへん153 みちえこうき11)
本体13,000円+税
初版発行:2008年11月30日 A5判・上製・函入・316頁 ISBN 978-4-8406-5153-0 C3321
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【内容説明】『史料纂集』は、史学・文学をはじめ、日本文化研究上必須のものでありながら、今日まで未刊に終っていた史料を中核とし、さらに既刊のものでも、現段階において全面的に改訂を要することの明らかなそれを加えて、学界最高の水準で公刊するもの、『大日本古記録』と相並び相補う形で、各時代未刊重要史料の集成の実現をはかるものであります。
右大臣従一位久我通兄(一七〇九−一七六一)の、享保九年(一七二四)から歿年に至るまでの日記を宮内庁書陵部所蔵の自筆原本によって翻刻する。通兄は通誠の孫にあたり、朝廷は中御門・桜町・桃園天皇の治世、幕府の将軍は吉宗・家重の時代にあたり、朝幕関係の良好な時期であった。通兄は議奏や武家伝奏として枢機に参画しており、記事には見るべきものが多いのが特色。
〔収録範囲〕
1754〔宝暦4〕~1757〔宝暦7〕
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