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天理図書館善本叢書漢籍之部12 三遂平妖伝
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品切・重版未定

天理図書館善本叢書漢籍之部12 三遂平妖伝 (てんりとしょかんぜんぽんしそうしょ かんせきのぶ さんすいへいようでん)

天理図書館善本叢書漢籍之部編集委員会編 解題 横山弘

本体13,000円+税

初版発行:1981年5月14日 A5判・上製・貼函入・530頁 ISBN 4-8406-9312-9 C3395



【内容説明】明・羅貫中編の原本。北宋の十一世紀なかばに、妖術を使って反乱を起こした王則の一党を「遂」の名をもつ智将三人が平定する物語。奇想天外な妖術と兵法の変幻自在な戦いぶりは、最も出色のところである。一般に流布する本は、明末に増補された40回の版本であるが、本書はそれ以前の原本の形を伝える20回本であり、十七世紀初めの刊行と認められる。挿図三十枚も秀逸な出来栄えだが、第一の三丁裏、第三の三丁裏に、「金陵劉希賢刻」としてある。海外では北京大学に一本があるだけの稀本。これを借覧した瀧沢馬琴の「読三遂平妖伝題跋」という自筆の文が綴じ加えられてある。それもそのままに出す。

【目次】「三遂平妖伝」明刊清修本


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