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品切・重版未定
天理図書館善本叢書漢籍之部6 説文解字篆韻譜・詳備碎金 (てんりとしょかんぜんぽんしそうしょ かんせきのぶ せつもんかいじてんいんぷ しょうびさいきん)
本体13,000円+税
初版発行:1981年7月14日 A5判・上製・貼函入・526頁 ISBN 4-8406-9306-4 C3395
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【内容説明】説文解字篆韻譜は宗の徐釣(910~992)の編定、中国字書の祖「説文解字」に載せる文字の篆体を「切韻」の順序にならべかえて検索しやすくしたもの。亡佚した李舟の「切韻」によった点に特殊の価値がある。伝存する刊本中最古で本邦唯一の伝本。重編詳備碎金は宋の張雲翼が増補したもの。我が国の「節用集」に似た分類辞書で、初学者に文字を教える教科書でもあったろうと思われる。近世中国の市民生活をうかがう好資料であり、また俗語研究の資料としても貴重。中国には夙く亡佚して伝わらず、この系統の「碎金」の明版が存するのみである。
【目次】「説文解字篆韻譜」元・種善堂刊本
「重編詳備碎金」室町時代刊本 五山版
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