品切・重版未定

天理図書館善本叢書和書之部37　古奈良絵本集二 （てんりとしょかんぜんぽんそうしょ　わしょのぶ　こならえほんしゅう２）

天理図書館善本叢書和書之部編集委員会編　解題　松本隆信

本体13,500円＋税

初版発行:1977年3月14日 B5判・490頁 ISBN 4-8406-9137-1 C3395

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【内容説明】古奈良絵本集一についで足利末期の大型堅本の奈良絵本を集めた。いはやものがたりは、継子物語の一。古拙の挿絵が甚だ多く、絵の中に本文を組み入れたり、絵詞があったりして、この種の奈良絵本としては古態を存している。花鳥風月物語は、伊勢・源氏の二物語に因んだ扇合わせの物語。飛鳥井雅俊筆と伝える。熊野の本地は、中世に流行した熊野信仰説話で、語り物ともなっている。掲出本は伝十市遠忠筆、絵も巧みである。他二種。

【目次】「いはやものがたり　上下《
「花鳥風月物語《
「熊野の本地　上下《
「しづか《
「まんぢうのさうし　上下《