出版物
在庫あり
実隆公記(全20冊) (さねたかこうき)
発行:続群書類従完成会(1931-2000年)
続群書類従完成会発行
本体183,000円+税
初版発行:2000年6月 A5判・上製・函入・揃8300頁 ISBN 978-4-8406-2271-4 C3321
ネット書店で購入
【内容説明】三条西実隆(一四五五~一五三七)の日記。応仁の乱の直後の文明六年から、室町末期の天文五年に至る。戦国争乱のさなかの政治・社会の動静、公家文化とその地方浸透などに関する室町後期の根本史料。本日記を通じて、実隆の深い教養が公家・武家の社会に重んじられ、宗祇・肖柏等の連歌師や横川景三等、当代一流の禅僧がみな実隆と交誼を結んだ事情や、地方の武将が文運の興隆に意を注いでいた事情が窺われる。さらに淀の魚市や関所の濫置、土一揆の蜂起等、社会経済史の記事も豊富である。
ネット書店で購入