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日本近世絵画の図像学―趣向と深意
品切・重版未定

日本近世絵画の図像学―趣向と深意 (にほんきんせいかいがのずぞうがく)

林進著

本体16,000円+税

初版発行:2000年12月25日 B5判・384頁 ISBN 4-8406-7014-5 C3071


雪舟・宗達・光琳・蕪村から琉球絵画まで―絵画の内に潜む作者の深意は?
「文字」と「絵」とから読み解く新たな図像学!

【内容説明】雪舟・雪村・山雪・宗達・光琳・乾山・抱一・宗季・庸昌・蕭白・蕪村ら計11人の巨匠の代表作品を考察。随所に見られる画家の細やかな「奇思」(機知に富んだすぐれた構想)を見抜くことで作品に隠された「深意」を探る。本書により絵画の鑑賞法が大きく変わる。これまでの目に見える範囲内で論じる「造形論」や「様式論」主体だった絵画研究から、あまり触れられなかった「主題論」「意味論」に挑む。

【目次】第一章 「文字」のある絵画
 一 雪舟『天橋立図』―「黙約」のある絵画―
    (附論)雪舟『摘星楼図』―画の世界から詩の世界へ―
 二 雪村『辛螺に蘭図』―自己を見つめて―
 三 雪村『自画像』―その構造とメッセージ―
第二章 絵画とテキスト
 一 雪村『観音拝宝塔図』―「釈教歌」の絵画化―
 二 山雪『盤谷図』―近世文人画の誕生―
 三 宗達『松島図屏風』―住吉詠歌「歌合せ」の絵画化―
    (附論)伝土佐光重『浜松図屏風』―住吉詠歌の絵画化―
    (附論)宗達補作『平家納経』の表紙絵・見返絵
     ―「無常観」の図像学ノート―
第三章 琳派の趣向
 一 光琳『紅白梅図屏風』―その「深意」を索めて―
 二 光琳・深省(乾山)『銹絵菊図角皿』―合作の「場」―
    (附論)光琳・乾山合作『銹絵山水図四方火入』の趣向
    (附論)乾山『銹絵柳図重香合』の趣向
 三 光琳『波濤図屏風』と抱一『波図屏風』―「絵合せ」の趣向―
 四 抱一『夏秋草図屏風』―光琳『風神雷神図屏風』との合せ―
第四章 琉球絵画研究
 宗季『花鳥図』―近世写生画の魁―
    (附論)琉球宮廷絵師 座間味庸昌
第五章 近世絵画における図像学
 一 蕭白『柳下鬼女図』『美人図』―「嫉妬」の図像学―
 二 蕪村『峨嵋露頂図』―「言葉」と「図像」の多義性―
 三 蕪村『秋蘭と石図』―「隠居」の図像学―
第六章 「場」の絵画
 (邦文要旨と英語論文)
 俳諧の座における与謝蕪村の『秋蘭と石図』について
第七章 絵画の深意〔書き下ろし〕
 宗達の『楊梅図屏風』について
あとがき

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