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群書系図部集3 (ぐんしょけいずぶしゅう3)
発行:続群書類従完成会
続群書類従完成会発行
本体2,524円+税
初版発行:1985年4月 B6判・並製・カバー装・516頁 ISBN 4-7971-0275-6 C3323
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【内容説明】本書は、正続群書類従系図部八七巻四一五点(正編四巻一八点・続編八三巻三九七点)の系図を部集して、全七冊として刊行するものである。いうまでもなく、総検校保己一の編集にかかるもので、皇族関係をはじめとして、堂上家・武家は申すに及ばず、寺社関係・諸職関係の主要系図を集成したうえに、さらに中世以降に興起した諸地方の土豪の系図を庶流に至るまで博捜収録したところに大きな特色と価値がある。保己一の事業に先だって、水戸藩『大日本史』編纂の一環として、丸山可澄の編した『諸家系図』七三巻があったが、正続群書類従においては、それを子細に検討し、採るべきは採り、措くべきは措き、さらに新たに加えるべきは加えて、底本を選定し、ときに別本をも追加して新編成をなした。近年、姓氏家系の調査・研究は増々盛んであるが、その原点ともいうべき本書によって日本民族の歴史の命脈と運命を見ることができよう。本集は、・古典的系図集・を要望される諸家の声にこたえて、とくに正続群書類従の系図部を部集し、新装普及版として刊行するものである。
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