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実隆公記1上
在庫あり

実隆公記1上 (さねたかこうき1−1)

発行:続群書類従完成会

高橋隆三校訂

続群書類従完成会発行

本体9,000円+税

初版発行:1931年8月 A5判・上製・函入・368頁 ISBN 4-7971-0431-7 C3321



【内容説明】三条西実隆(一四五五~一五三七)の日記。応仁の乱の直後の文明六年から、室町末期の天文五年に至る。戦国争乱のさなかの政治・社会の動静、公家文化とその地方浸透などに関する室町後期の根本史料。本日記を通じて、実隆の深い教養が公家・武家の社会に重んじられ、宗祇・肖柏等の連歌師や横川景三等、当代一流の禅僧がみな実隆と交誼を結んだ事情や、地方の武将が文運の興隆に意を注いでいた事情が窺われる。さらに淀の魚市や関所の濫置、土一揆の蜂起等、社会経済史の記事も豊富である。

〔収録範囲〕
1474〔文明6〕~1479〔文明11〕
○武家参賀
○三時知恩寺所蔵五会法事讃進献
○幕府連歌会始
○敵軍梅津へ発向
○竹田昭慶と細川高国犬馬場に於いて喧嘩
○勅題三十首続歌
○冷泉政為叙従三位
○安楽光院今宮北野等炎上
○飛鳥井雅康尾張国に下向
○実隆神宮奉行に任ぜらる
○勝仁親王箏を四辻季春に学び給う
○無動寺僧都南谷を攻め堂舎を破壊す
○日食
○実隆禁中にて大礼御記等を検知す
○赤松政則被管安丸足軽と喧嘩
○廷臣田楽を献ず
○万里小路冬房紀伊那智に去るにより女権大納言典侍命子を篭居せしむ
○二宮親王宣下
○足利義政犬追物興行
○畠山義就下国
○住吉社法楽和歌勅題を下さる
○大内政弘以下陣を払う
○山城守護山名政豊邦高親王に遵行状を上る
○安禅寺にて勅願往生講を修す
○禁中恒例百万遍念仏
○北野法楽和漢聯句
○月次連歌御会
○三体詩講
○足利義満女大和法華寺殿他界
○重陽節供
○義政室日野富子伊勢参宮
○相国寺方丈炎上
○正親町三条公躬並に聖護院門跡道興罪を赦さる


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