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出版物

賀茂真淵全集12 百人一首古説 他
在庫極少

賀茂真淵全集12 百人一首古説 他 (かものまぶちぜんしゅう12)

発行:続群書類従完成会

久松潜一監修

続群書類従完成会発行

本体7,500円+税

初版発行:1987年 菊判・上製・函入・392頁 ISBN 4-7971-0189-X C3391



【内容説明】賀茂真淵(一六九七−一七六九)は、江戸時代中期に現われた不世出の国学者・思想家・詩人である。真淵は、契沖や春満の後をうけ、国学においては、門下の本居宣長とともに最高の地位を占める。その著作は、古代の古典を主眼とするが、平安朝の和歌や物語の注釈・歌論書も数多い。文章は古代風に擬した独特の雅文を創始した。その学問は、儒仏などの外来思想の影響を去って日本古代の精神に復帰することを理想とした。本全集は、その著作を、多くの新出資料を補い、全般にわたり解説に意を用いて、現時点での真淵全集の決定版たらしめんとするものである。

【目次】【宇比麻奈備】『宇比真奈備(初学)』は『小倉百人一首』の注釈書で、真淵晩年の成立。
【百人一首古説】本書は『宇比麻奈備』の稿本と見られるが、寛保の頃に成立したらしく、相違もある。稿本によって、本全集にあらたに所収。
【三部仮名鈔言釈】浄土宗鎮西派の教義を説いた『浄土三部仮名鈔』の注釈で、仏教を攻撃した真淵の仏典関係書。旧交のあった釈敬阿の求めに応じたもので、語釈を主とする。


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