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出版物

古筆学叢林第2巻 古筆と写経
在庫僅少

古筆学叢林第2巻 古筆と写経 (こひつがくそうりん 2 こひつとしゃきょう)

古筆学研究所編

本体6,602円+税

初版発行:1989年12月20日 A5判・上製・貼函入・354頁 ISBN 4-8406-9402-8 C0395



善を尽し美を尽した信仰世界を探る

【内容説明】奈良朝から室町時代に至るまで、日本の仏教帰依は、とうてい現代人には思い及ばぬもの、古筆として残る夥しい写経がそれを物語る。本書は、写経を中心とする仏教文化を通して各時代の人生観・美意識の実態に迫る。

【目次】序(小松茂美)
変文から経絵へ(川口久雄)
『光明皇后御願一切経』五月一日経について(赤尾栄慶)
平安朝貴族の宗教生活—とくに藤原道長を中心として—(山中裕)
待賢門院と久能山経—久能寺経の成立をさぐる—(小松茂美)
東京国立博物館本金銀交書大唐西域記<中尊寺経>(古谷稔)
仮名法華経切について(久保木彰一)
『画像要集』—鳥羽僧正の虎の巻—(松原茂)
足利尊氏願経(島谷弘幸)
『瑩生』技術解明—金字写経の謎を解く(宇塚澄風)
久能寺蔵妙典攷証【影印】
参考図版(「敦煌本 法華経講経変文」など34点)


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