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新生 （しんせい）

発行：日本近代文学館

昭和20年11月～昭和22年3月・全16冊

日本近代文学館

本体35,000円＋税

初版発行:2004年9月 A4変型判・総1072頁 ISBN 4-8406-8024-8 C3000

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【内容説明】第二次大戦直後の昭和二十年十一月、最も早く創刊された総合雑誌で、戦時中、沈黙を守った思想家、文学者が次々に登場、新しい時代の到来を強烈に印象づけ、大きな反響をよびました。尾崎行雄、賀川豊彦、大内兵衛、長谷川如是関らのほか、永井荷風が「勲章」「罹災日録」を、谷崎潤一郎が「磯田多佳女のこと」を発表、また宇野浩二、織田作之助、久保田万太郎、里見弴、豊島与志雄、広津和郎、正宗白鳥らが力作をここに多く書きました。二十二年二・三月合併号までで休刊、のち復刊されますが、この複刻は休刊までの十六冊です。無綴じアンカットの一～三号をはじめ完全に揃えているところが少く、戦後のジャーナリズムの歴史の上でも貴重な資料になっています。

【目次】別冊解説　回想：青山虎之助・小島政二郎・里見弴・中川一政・水上勉　解説：瀬沼茂樹　細目

【主な執筆者】
青野季吉　石川淳　稲垣足穂　宇野浩二　尾崎一雄　織田作之助　上林暁　久保田万太郎　坂口安吾　佐藤春夫　里見弴　谷崎潤一郎　豊島与志雄　永井荷風　中野重治　広津和郎　正宗白鳥　室生犀星