出版物
品切・重版未定
尊経閣善本影印集成8 北山抄2〔第一輯 儀式書〕 (そんけいかくぜんぽんえいいんしゅうせいほくざんしょう2)
本体24,272円+税
初版発行:1995年10月20日 A4判横本・上製・函入・392頁 ISBN 4-8406-2308-2 C3321
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最高峰の古典文庫から至宝の蔵書を精選!
平安時代史・中古文学研究の根本資料を初めて影印!
【内容説明】●北山抄(ほくざんしょう)
十世紀の儀式書『北山抄』は小野宮流関白太政大臣実頼の孫、藤原公任(ふじわらのきんとう 966-1041)によって執筆された。道長と同時代に生きた彼が、晩年、北山に隠棲したことよりこの名がある。息子や女婿の為に官吏としての心得を書したものを後に一本にまとめたらしく、内容も小野宮・九条両流を総合し、その豊富な内容で早くから重宝された。現在、公任自筆の草稿本とされるものが巻十のみ残存している。尊経閣文庫には、国宝に指定されている平安・鎌倉期書写の三種十二巻(巻十欠)取り合わせ本と室町期の冊子の写本(五冊)が架蔵されている。
【目次】【所収書目】「北山抄」 平安末鎌倉初写 十二巻(国宝)/永正年中写 五冊
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