出版物
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世代 (せだい)
発行:日本近代文学館
昭和21年7月~昭和28年2月・全17冊
日本近代文学館
本体44,000円+税
初版発行:2004年9月 A5判・総1232頁 ISBN 4-8406-8017-5 C3000
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【内容説明】戦争直後、東大と一高の学生が中心になり、全国の学生インテリゲンチャの結集を標榜して発刊された総合文化雑誌。昭和二十一年七月に創刊、新鮮な問題意識で生彩のある誌面をつくり、広く注目されました。十号までは発行元目黒書店、復刊の十一号~十三号はガリ版刷り、十四号以降は書肆ユリイカに変わり、判型もまちまちですが、顧問に迎えられた安倍能成、竹山道雄、中村光夫の執筆や、「カメラ・アイズ」欄での加藤周一、中村真一郎、福永武彦らマチネ・ポエティクの人々の活躍のほか、いいだもも、小川徹、大野正男、清岡卓行、中村稔、日高普、矢牧一宏、「原色の街」の吉行淳之介らが次々にここから登場、戦後の文化史、文学史の中ではきわめて重要な雑誌であるにも拘らず、散佚が甚しく、揃えて見ることのできなかった稀覯雑誌のひとつです。
【目次】別冊解説 回想:いいだもも・小川徹・都留晃・中村稔・矢牧一宏 解説:磯田光一 細目
【主な執筆者】
安倍能戊 いいだもも 小川徹 加藤周一 清岡卓行 白井健三郎 竹山道雄 中原中也 中村真一郎 中村光夫 中村稔 日高普 福永武彦 村松剛 八木柊一郎 矢野健太郎 矢牧一宏 吉行淳之介
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