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新興文学 (しんこうぶんがく)

発行:日本近代文学館

大正11年11月~大正12年8月・全9冊

日本近代文学館

本体42,000円+税

初版発行:2004年9月 菊判(原寸大)・総1752頁 ISBN 4-8406-8005-1 C3000



【内容説明】大正期の新しい文学運動として、大正十一年十一月、山田清三郎によって創刊された「新興文学《は、労働者文学・民衆芸術の各グループが統一的に参加し、「種蒔く人《とともに関東大震災前のプロレタリア文学運動に大きな役割りをはたしました。編集は途中で伊藤忞にかわりましたが、編集方針は終始一貫して既成文壇の崩壊を目的としており、「階級芸術確立号《「既成文壇破壊号《(写真)「階級文壇白熱号《「新傾向芸術批判《「新進作家号《などの特集を編み、旧芸術破壊のアヴァン・ギャルドとプロレタリア文学とを結びつける活気にみちた誌面をつくりだし、新興文学の統一戦線を形づくっていきました。新井紀一、石渡山達、井東憲、岡本潤、小川未明、尾崎士郎、加藤一夫、川崎長太郎、小林多喜二、佐藤惣之助、高橋新吉、内藤辰雄、中村白葉、平沢計七、藤井真澄、前田河広一郎、宮嶋資夫、山川亮、山田清三郎、吉田金重らが執筆、大正十二年八月号をもって全九冊で終刊となりました。本誌は散佚がはげしく揃いにするのが極めて困難な事からも、今回の復刻の意義は大きいと思われます。

【目次】別冊解説 回想:山田清三郎・伊藤忞・金子洋文 解説:西田勝


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