八木書店 出版物・古書目録

  • twitter
  • Facebook

出版物

マイクロ版近代文学館④ 新小説
在庫極少

マイクロ版近代文学館④ 新小説 (まいくろばんきんだいぶんがくかん4 しんしょうせつ)

第一期 同好会版 明治22年1月~明治23年6月
第二期 春陽堂版 明治29年7月~大正15年11月
「黒 潮」(改題) 昭和2年1月~昭和2年3月 〔原本402冊・124,630頁〕

編集・刊行 日本近代文学館/編集委員 紅野敏郎・高橋英夫・保昌正夫

本体1,900,000円+税

初版発行:1989年11月30日 マイクロフィッシュ・1456枚 ISBN 4-8406-0027-9 C3800



完全に揃った日本近代文学研究に不可欠な資料

【内容説明】わが国近代・現代文学の研究に最も基本的な欠くことのできない主要な雑誌を、完全な形に揃えて研究と原本の保存のためフィルムにおさめます。
位置表示を行なった索引により、簡単に必要な個所を鮮明に読み、複写することができます。
厖大な雑誌がマイクロフィッシュ化することで数十分の一の嵩となり、スペースが節約され、またオフセット印刷による複製に較べて安価に提供できます。明治20年代初めの新旧文学の交替期に現れ、新しい文学を目指して異彩を放った第一期新小説。また、文学史上、「文芸倶楽部」と併称された第二期「新小説」(昭和と共に「黒潮」と改題)全402冊を収める。明治期における「新小説」の特色は一党一派に偏らず、文壇と深く係り、露伴、宙外などが編集者として敏腕をふるったこと、また文壇への登龍門として多くの有能な新人に発表の場を存分に与えたことが挙げられる。大正期にもこの編集方針を受け継ぎ、多くの大家の名作や、漱石門下、白樺派、二次三次新思潮の同人などが登場した。大正期文学の多彩さを見事に示した、研究に不可欠、貴重な雑誌である。


購入する


お客様情報

ご注文について

Googleブック検索で八木書店の出版物が全文検索できます。