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馬琴書翰集成6 天保十三年~嘉永元年・附録・来翰 (ばきんしょかんしゅうせい6)
本体9,800円+税
初版発行:2003年12月15日 A5判・上製・カバー装・376頁 ISBN 4-8406-9656-X
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江戸の庶民生活をつぶさに語り、当時の出版事情を始め、広く近世文学・文化史の実相に迫る好資料!
【内容説明】
<第6巻ひろいよみ>
『八犬伝』完結から終焉まで最晩年の書翰と多彩な同時代人からの来翰を完全収載!
●天保13年~嘉永元年(馬琴76~82歳):42通
失明後の馬琴書翰は殆どがお路の代筆ながら、生来の筆まめは最晩年まで衰えることはなかった。日付が明らかな最後の書翰は死の3ヶ月前の桂窓宛、親戚火難・自分の喘息と孫の病気・日照りと物価高等、老いても心配事の絶えない家長の心痛が胸を打つ。
●その他 年次不詳/附録・補遺/来翰
年次不詳の書翰および附録として、書翰に準じる草稿類・関連資料を加え、既刊本篇に漏れた書翰若干を補遺として収めた。
また来翰として、現在知られている馬琴宛の諸家書翰を網羅。
山東京伝・唐来三和・只野真葛・屋代弘賢・渡辺崋山・鈴木牧之・葛飾北斎・歌川豊国・北尾重政・渓斎英泉・式亭三馬・大田南畝等々多彩な同時代人との交流が窺える。さらに親族からの書翰も収録。
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