八木書店 出版物・古書目録

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出版物

続々群書類従 第十 教育部
品切・重版未定

続々群書類従 第十 教育部 (ぞくぞくぐんしょるいじゅう10)

発行:続群書類従完成会

続群書類従完成会発行

本体4,000円+税

A5判・上製・函入・768頁 ISBN 4-7971-0139-3 C3321



日本古典文化の集大成!

【内容説明】本叢書は、明治四〇年前後に国書刊行会から刊行され、当時学界から大いに歓迎されたもので、塙検校の群書類従・続群書類従にならって、神祇・史伝・記録・法制・地理・教育・宗教・詩文・歌文・雑の十部にわけて、正続群書類従に漏れた古典・古記録や江戸期に述作編纂された古典研究資料等を収めたものである。その収録文献数は約三五〇点にのぼり、諸学にわたり重要必見を要するもので本叢書以外には活字化されていないものを多数含んでおり、また他の叢書に収められていても本叢書によるのを便宜とするものが少なくない。今回、古書保存会版を雑部としてあらたに一冊加えて、全十七冊とした。

【目次】【朝倉宗滴話記】朝倉宗滴の軍陣に従事した際の実験談等を述べ子弟の誡とした書
【北条幻庵覚書】北条氏康の女が吉良氏朝に嫁する際に幻庵が与えた教訓書
【黒田家老士物語】黒田如水・長政父子の訓誡及び武功談を家士が筆録した書
【千代茂登草】藤原惺窩が母を諭しその長寿を祈った書
【春鑑抄】林羅山の五常につき記述した書
【三徳抄】林道春が智仁勇の三徳を記述した書
【敵戒説】林家の道春・春斎・春徳が敵戒の二字を取出して著した自戒の書
【翁問答】中江藤樹の門人躰充が師に質問した際の問答集
【謫居童問】山鹿素行の播州赤穂に謫居中道徳及び武士道に関して記述した書
【光圀卿教訓】水戸の徳川光圀が子の綱条へ示した教訓を筆録した書
【学問関鍵】伊藤東涯の初学者に学問の大旨を懇説した書
【本朝学原浪華鈔】松下見林が漢学の伝来・漢呉音・倭訓・学派・学校等について列記した書
【荷田大人創学校啓】荷田春満が国学校創立を幕府へ請願した書
【和学大概】村田春海が和学の起源より始め儒者の和学を兼学すべきを説いた書
【漢学紀源】漢学の起源より歴代の先哲及び桂庵和尚并にその門人事蹟を叙した書
【古点譜】高雄寺伝来の各寺院の乎古止点の集録
【乎古止点譜】諸記録より御書始の点図を採り諸家の点図を加えて集録した書
【京都往来】年中行事から京都市中の町名及び附近の名所旧蹟等を記した書
【自遣往来】江戸幕府の正月の規式・諸国土産の進物類及び江戸方角等を記した書
【源平往来】源平盛衰記より抄出した書簡の集録
【商売往来】商売上の文字及び商品名を列記した書
【名産諸色往来】工商に通用の文字と物品名を列記した書
【諸職往来】士農工商に渉り一般の教訓を列記した書
【消息往来】書簡文の普通文字を列記し初学者向に説明した書


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