古書
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近松秋江書簡
島田賢平宛 ペン書 原稿用紙表裏40行 封筒付 大2・2・20(消印)
販売価格(税込):30,000円
1通
【目録情報】94号近代自筆物特輯 及び以後の新蒐品
【著作者出身地】岡山県
【著作者生年月日】1876年05月04日
【著作者没年月日】1944年04月23日
【解説】島崎藤村を通して、戸川秋骨の翻訳の下仕事をまわしてくれるよう頼んだが、一向に音沙汰がないので、間に入って問い合わせてほしい旨。「実際斯うして遠方にゐて、東京の人に手紙を出して見ると、その反應で、『気の利いた人』『深切な人』『不深切な人』『冷淡な人』といふことがよく分ります。僕は、今は、遠方にゐて、東京の知人に頼む方ですが、僕は人に何か頼まれて、自分で出来ることなら、非常な愉快を持って為る方です。斯ういふ人間が失意の境地にゐるのは、天の采配がまづいのですねえ」。(発信地)大阪府堺(受信地)牛込区若松町